金彩工芸は桃山・江戸時代に確立された帯や着物等布に金箔を施す技術です。
その技術を生かし特別に制作しました本革製の道中財布です。
道中財布とは、江戸時代から旅人が旅に出る時にお金や重要書類などを肌身離さず懐に入れて持ち歩いたといわれてる二つ或いは三つ折りの財布になります。
その道中財布を現代仕様にアップグレードさせました。
本品は時代を紡いだ道中財布になります。
本牛革茶色に金糸織西陣織帯地紫苑色に家紋菱紋様を金色泥で摺箔加工。
ファスナーのつまみは竹製。
札入れ1ヶ所とカード入れ、ファスナーの小銭入れになります。
小銭入れの内装は家紋柄です。
灰色の正絹組紐・房に陶器製の緒締め使用。
※組紐は画像15~17枚目のように銀ねずみ色に変更になりました。
サイズは折りたたんだ状態で縦約9.5cm×横18.5cm×伸ばした状態で縦約26.5cm
商品は桐箱にお入れして発送させていただきます。
摺箔加工の参考動画⇒
https://www.youtube.com/watch?v=xywm81Zz9cc&t=9s
「日常に和を!!」
手になじんでいく素材ですので自分仕様に育ててください!!
紐で巻いたり、解いたりしないといけませんが、その所作が和の嗜みを感じさせます。
普段使いでも十分にご活用いただけますし、和装着用時に是非ご活用いただければと思います。
この商品で金彩工芸を知っていただくきっかけになれば幸いです。
月に1本程しか制作できないため、ほぼ一点ものになります。
※画像はサンプルです。
※革のシボの加減やデザインの位置など画像とは多少変わりますので予めご了承ください。
※ご覧になる環境により実際の商品と色味具合が異なって見える場合があります。
あらかじめご了承ください。
※革材料は天然素材です。
※動物の皮膚にはシワやキズがあり、質感、着色にはムラも生じます。
※皮下組織に至らないような傷は、製品のメインとなる部分を避けて使用しています。
※現在の染色技術では、摩擦や水濡れによるある程度の色落ち、日光による褪色は避けられません。